【補助金】事業計画書作成
2025年01月07日 09:47
今回は、補助金の審査項目にある「具体性・現実性」について解説します。
「具体性・現実性」については、下記の通りです。
①事業実施体制(人材・事務処理能力、専門的知見)
その革新性のある事業を行うに値する人材や専門的知見があるのか。
②財務状況(赤字により頓挫しないか。その金用意できるのか。)
「やろうと思いました。でもやれませんでした。」で終わらないために、資金調達の算段がついているか。
調達したお金が赤字補てんに転用されないか。
③市場としてニーズあるの?(ターゲットや流通網、市場規模は明確か)
難易度の高い補助金ほど、そういったテストマーケティングの有無についての記述が求められます。
④収益性・価格(その価格で売れるの?儲かるの?)
価格の適正感について論述してほしい。(相場との比較、差別化ポイント)
⑤事業化するまでの工程やスケジュール感は具体的か?
工程やスケジュールは明確?ガントチャート等で表現してくれると尚良し。
⑥費用対効果。付加価値、経常利益は向上可能か?
・投資分の回収が可能か。
・結局、賃上げできるのか。
・税金、もっと収められるのか。
「具体性・現実性」は、上述した観点で記載していくことが重要です。